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【性能コラム】住まいの耐震性で考えるなら鉄骨造と木造、どっちがいいの?

こんにちは、よねすぎの家です。

家づくりで「安全性」を考えたとき、まず気になるのが耐震性。特に地震が多い日本では、どれだけしっかりとした構造かどうかが、家族の命を守る上でも非常に重要なポイントです。

そして、耐震性と並んで大切なのが快適性や将来の自由度。今回は、鉄骨造と木造の違い「耐震性」「断熱性」「リフォームのしやすさ」などの観点からわかりやすく解説していきます!

■耐震性:鉄骨と木造、それぞれの考え方

【鉄骨造の耐震性】
鉄骨造は、「剛接合」という構造で、ガッチリと骨組みが固定されているのが特徴です。
建物全体を動かさずに地震の揺れに耐える、いわば「力で受け止める」タイプの考え方です。

ただし、こうした鉄骨造の建物は接合部の金属部分が錆びやすいという弱点も。長期的に見たときに、湿気や結露による影響を受けやすく、メンテナンス面では注意が必要です。

【木造の耐震性】
一方、木造は「揺れをうまく逃がす」構造です。木の持つ“粘り”が地震の力を吸収し、建物全体がしなやかに動くことでダメージを軽減します。

「揺れる=弱い」と思われがちですが、今の木造住宅はしっかりと構造計算をして耐震等級3を取得すれば鉄骨に負けない耐震性を確保できます。実際に、公共施設でも5階建てを木造で建てる事例が出てきているほど、木造の構造技術は進化しています。

■断熱性:鉄骨と比べると、断然木造!

構造だけでなく、住み心地にも大きな差が出るのが鉄骨造と木造の違いです。
鉄骨造の建物で使われている鉄は熱を伝えやすい素材です。夏は熱くなりやすく、冬は外の冷気をそのまま室内に伝えてしまいます。そのため、鉄骨の家は「暑くて寒い」という声も多く聞かれます。

暖房をしっかり入れても、室内との温度差が大きくなって結露が発生しやすく、結果的に湿気で構造が錆びるという心配も。

その点、木造住宅であれば木は熱を伝えにくい素材のため、断熱性能に優れ、室内の温度を安定させやすいのが特徴。FPの家のように高気密・高断熱な木造住宅なら、夏も冬も快適に過ごせる上に、冷暖房効率も高く、省エネにもつながります。

■リフォームや増築のしやすさ

家は何十年と住むもの。ライフスタイルの変化に合わせて間取りの変更や増築の可能性があるかどうかも重要です。鉄骨住宅のなかでも、プレハブ構造の軽量鉄骨住宅は、規格が決まっているためリフォームや増築が難しいというデメリットがあります。間取りの変更にも制限が多く、将来的な可変性に不安が残ります。

一方で、木造住宅は設計の自由度が高く、将来的なリフォームや間取り変更にも柔軟に対応できます。子ども部屋を仕切ったり、趣味のスペースを増やしたりといった要望にも応えやすいのが魅力です。

――「鉄骨=頑丈」「木造=弱い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、今の木造住宅は進化しています。よねすぎの家がご提案するFPの家は、これらの木造の良さを最大限に活かした住まいです。
“強くて快適な家”を建てたい方には、木造住宅という選択肢が間違いなくおすすめです!

性能や構造に関するご質問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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