約31坪の土地に建つ開放的なFPの家
注文住宅
天理市にFPの家を完成されたU様は、心地よい暮らしを追求し、高性能な住まいを建てたいという思いから、よねすぎの家にご相談くださいました。
FPの家の性能をお話しし、スタートした今回の家づくり。
完成したのは、UA値0.46W/㎡、C値0.2を達成したHEAT20 G2クラスの高性能住宅です。
写真を見ていただくと分かる通り、U様邸の敷地は、間口の狭い敷地面積約31坪のコンパクトな土地。
駐車スペースもしっかりと確保しながら、開放的に暮らせるプランをご希望でした。
なかなかこうした狭小地では規格住宅のプランでは理想的な暮らしを実現できないからこそ、よねすぎの家と何度も打ち合わせを重ね、着工後も細部までこだわった、開放的な住まいとなりました。
玄関ドアを開けると眼前に広がるのは広々とした土間空間のある玄関ホール。
アイアン手すりの階段にすることで、さらに広がりが感じられるデザインになっています。
U様邸の玄関土間は、奥行き約1.8m×横幅約3.4mの大空間。
実は、ご主人の趣味であるバイクいじりを楽しんでいただける場所となっています。
階段下を活用した空間は、バイクのタイヤなども入れられる大きさに。玄関土間コンセントもお付けしました
モルタル仕上げの土間空間は、暮らしていく中で住み手の思い出が刻まれる場所に!
これからどんな趣味空間になるのか、私たちもワクワクしています。
玄関の正面のドアの先にはリビングが…。
15.2畳のLDK空間は、リビングの上部をハーフ吹き抜けとすることで、縦方向への広がりを作り、面積以上の開放感を演出しました。
キッチンの横には、ワークスペースとして使える小さなワークコーナーを造作。
壁は光が当たると絶妙なニュアンスのある景色を作り出す塗り壁仕上げにしています。
給湯器やスイッチなどをまとめたニッチ空間も、なんだかとてもおしゃれですよね。
リビングのハーフ吹き抜け空間は、天井に木目調のクロスを採用することで、ナチュラルな空間を演出。
2階の寝室からリビングを見下ろせる室内窓もお作りしました。
キッチンはカウンターをできるだけ低く設計することでリビングとの連続性が保たれて、家族の会話が弾みやすくなっています。
気分が明るくなるイエローの壁紙が印象的な洗面脱衣ルームは、部屋干しができるように物干しポールを取り付けています。また、脱衣室とLDKの間には小さな欄間のような施工方法があり、空気が流れる設計に。
アイアン手すりの階段を上り2階へと足を進めると…
階段ホールから、家族が誰でも入れるウォークインクローゼット。
ウォークインクローゼットが寝室や子ども部屋から独立していれば、寝室で家族が寝ているときに、着替えをしたり洗濯物を片付けたりしたいときにも気兼ねせずにクローゼットへとアクセスできます。
主寝室からは、1階のリビングを見下ろせる内窓が。
冬は1階から暖かな空気をこの窓から寝室へと取り入れることもできます。
また、主寝室はハーフ吹き抜けの構造を活かして、3畳のスキップフロアが!
マットレスを置けばスキップフロアをベッドコーナーとしてお使いいただけるようにプランニングしました。
1階リビングの開放感をハーフ吹き抜けで作りながら、2階の居室空間をしっかりと確保するために、よねすぎの家の設計士が施した小さな工夫です。
たくさん打ち合わせを重ねて完成したU様邸。
「超気密」「超断熱」をFPの家で叶えることで、エアコン2台で夏は涼しく・冬は暖かく過ごせる一年中快適なお住まいとなりました。