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【地震に強いFPの家】家づくりで知っておきたい数値「壁倍率」

こんにちは、よねすぎの家です。

地震大国ともいわれている日本において、住まいの地震対策は重要なテーマのひとつです。

そこで今回は、地震に強い家づくりで知っておきたい数値をご紹介します。

■横方向に耐える力を数値化した「壁倍率」
壁倍率とは、地震の横揺れに対する耐力壁の強さを数値化したものです。

・耐力壁とは
横から強い力が加わった際、柱や梁などの骨組みだけでは建物が平行四辺形のようにゆがんでしまいます。
耐力壁は、このような住宅の変形に抵抗する壁のことです。

柱と柱の間に筋交いを入れて補強したり、面材(板)を打ちつけて「面」で分散させたりする方法があります。

・壁倍率とは
厚み15cm・幅9cmの筋交いを入れた壁を「壁倍率1.0」とし、その基準に対して何倍の強度があるのかを表す指標です。
建築基準法上では、壁倍率の上限は5.0と定められています。

たとえば、
45×90の片筋交い耐力壁:壁倍率2.0
45×90のたすき掛け耐力壁:壁倍率4.0
です。

壁倍率が高いほど耐震性能が高くなります。

■よねすぎの家の壁倍率
よねすぎの家ではFP軸組工法を採用しており、硬質ウレタンと木枠パネルを一体成形したFPウレタン断熱パネルを建物の躯体に組み込みます。

FPウレタン断熱パネルの場合、
45×90の筋交い耐力壁:5.34(通常2.0)
45×90のたすき掛け耐力壁:8.08(通常4.0)
をマークしており、一般的な軸組工法と比較すると約1.7倍の強度です。

一般住宅で使用される壁よりも優れた強度を持つことが実証されています。

■FPウレタン断熱パネルの特長
FPウレタン断熱パネルは、地震の直接的なダメージに耐えるだけではありません。
硬質ウレタンは400℃前後という高い発火点で燃えにくく、地震から火災が発生した場合でも延焼を遅らせて避難時間を確保します。

また、硬質ウレタンは水に強い素材です。
地震による津波や水道管の破裂などに見舞われた際も、住まいを水害から守ります。

よねすぎの家では、FP軸組工法を採用した「FPの家」で地震の幅広いリスクに備えます。

地震に強い家づくりにご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
次回のブログもお楽しみに!

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