「世界トップレベルの断熱性能で家を建ててほしい」
25年前、「高気密高断熱住宅」という言葉もまだ知られていなかったころのこと。
私たちが性能にこだわった家づくりに取り組もうと思ったのは、あるお客様の依頼がきっかけでした。
「北海道じゃあるまいし、そこまで断熱・気密にこだわらなくても」
「コストはかかるし、施工は大変だし、なぜそこまでしなくちゃいけないのか」
職人も現場監督も頭を抱え、施工は困難を極めました。
そこで、私たちは寒冷地・北海道の住宅性能が高いと聞き、
北海道に出かけて高気密高断熱住宅の施工方法を学ぶことに。
これが『FPの家』との出会いでした。
正直なところ、当時、この地域には、住宅性能にそこまでのこだわりは必要ないと思っていました。
「寒い日は、厚着で・・・少しの我慢を・・・」という考え方がまだまだ主流の時代だったのです。
しかし、冬の寒い日、完成した『FPの家』に一歩足を踏み入れた瞬間、根底から覆ることに。
真冬にもかかわらず、家の中が驚くほど暖かかったのです。
完成見学会に訪れた人たちも、素足で歩けるほどの床の心地良さに、
「床暖房ですか?」
「いいえ、違います。FP断熱パネルです。」
この地域でも、これだ!・・・の瞬間がありました。
―住み心地の良さは『性能』がつくる
これを、造り手として身をもって体感したことで、住宅性能を極めていくことを決意。
以来、四半世紀にわたり、米杉建設は高気密・高断熱のパイオニア企業として
高性能な家づくりに取り組んでいます。
住宅事業部 統括責任者
会社概要はこちら